東京都北区では、胃がんハイリスク検診が行われています。
この、胃がんハイリスク検診とは、
① 胃にヘリコバクターピロリ菌という、強力な胃酸のある胃粘膜に住み着くことができる細菌の感染があるかどうか
② ピロリ菌の産生するアンモニアによって胃粘膜がどの程度傷ついているか
この、2点を血液検査で調べて、胃がんになりやすいかどうか調べる検査です。
この二つの項目で、A,B,C,D群とわけるので通称ABC検診と言われています。
ピロリ菌感染がある場合は、1週間の抗生剤内服で除菌することにより、胃がんになるリスクを軽減することができます。
胃がんになりやすいと判断された場合は、除菌後も定期的に胃カメラを受けて早期発見、早期治療をしましょう。